同性カップルの「子ども」という選択肢

あれこれ
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どうも。たぬぴのです。

先月で付き合って4年を迎えました!なんだかあっという間なような、長いような。不思議な感覚です!

今回は人生をかけたテーマ「子ども」について書いていきます。私たちは、同性カップルですし、自然には望めないし、正直、2人で一緒にいられればそれでいいと考えていました。

そんな私たちでしたが、やっぱり子どもがいるという選択肢を捨てたくないと思い始めました。どうしてそう思うようになったか。(※文章にすると軽率に感じるかもしれせんが、真剣に考えています)

きっかけ

これというものはありませんが、以下のようなことの積み重ねです。

  • 海外に行けないこと
  • 家族での過ごし方
  • 年齢的な問題

このご時世で海外旅行に行けないことが大きいと思います。たぬぴは海外旅行が好きで、以前は海外旅行したい!移住したい!と常に考えていました。

しかし、近年はおうち時間に目を向け、2人で将来のことを考える時間も増えていました。自分たちだけではなく両親の将来もあわせて。

将来はどちらかの実家の方に戻ろうか。2拠点生活をしようか。など、今までは考えていなかったことも考えるようになってきました。

そんな中、年末年始にお互い、実家に帰りました。

ぴ家の場合⇒とーっても静か。

ぴ、弟、両親の4人で過ごしましたが、テレビを観て、一家団欒なのか、これという会話もなく。笑

たぬ家の場合⇒とーってもにぎやか!

たぬ、ぴ、妹夫婦、ご両親、わんちゃん、甥っ子。

この甥っ子が最強ですね!話題に事欠かない。わんちゃんも含め、人数が多いってのもいいですね。みんな笑顔!

子どもがいるかいないかでこんなにも雰囲気が違うのかと違いを感じました。

この時に、漠然と子どもが家族をつないでいる感覚を感じました。

そこから数日、ぴは1人で「私たちに子どもがいる生活」を考えてみました。

結婚できないからこそ「子育て」という一つのことを通じて私たちも、もっと家族になれるんではないか。

同性カップルだから子どもがいないのが当たり前だと思っていたけど、そうではないんじゃないか。子どもをあきらめる必要はないんじゃないかと。

以前、知り合いに「孫を見せるのが親孝行でしょ」と言われたことがありました。

その人は、自分には子どもがいて、自分以外の人の状況を考えたことがないのでしょう。

その時に、不妊で悩んでいる友人も一緒だったので、その子が傷つかないかが心配だったぴですが…正直、私自身もその言葉に傷つきました。別に孫を見せることだけが親孝行ではないと思います。でも、同性カップルでもその親孝行ができないわけではないのではないか。

可能性があるならチャレンジしてみてもいいんではないか。そんなことをぐるぐるぐるぐる。

年齢を考えると早く計画を立てて、それに向けて進んでいく方がいい。

1人で考えていても仕方ないので、思い切って、考えをたぬちゃんに打ち明けてみました。

子どもが苦手で痛みに弱いたぬちゃん。出産はむり!とずっと言っていました。

でも、ぴの考えを聞いたたぬちゃんの目は輝いていました。

甥っ子との出会いを通じて、心境の変化があったようです。

「たぬ、母になる!」と言っていました。きゃわいい。笑

お互いの子どもに対する思いを確認して、具体的に話し合いました。

たぬぴ話し合いの結果

〇SNSの知らない人からの提供はなし
〇海外のバンクもないかな…
〇ぴの弟が協力してくれるなら行動を起こしたい!
(むしろ弟以外なら実行しない)
〇方法は、病院での人工授精希望
〇シリンジ法も視野にはあるが、お金がかかっても安全と確率優先
〇期限を設けて計画を進めていく

弟に提供依頼した話

話し合いの結果、ぴの弟からの協力が得られるかどうかがこの計画の第一の難関。

こんな大事なことですが、会える機会はなかなかないのでLINEしました。(※弟は、私に同性パートナーがいることを知っています)

ざっくりと内容を伝えると…

〇人工授精で子どもがほしい(病院で安全に準備したい)
〇たぬが出産をする
〇ぴの戸籍に入れたい
〇すべての費用はたぬぴが支払う

こんな唐突で漠然としたLINE。送信してから返信がくる間に、たぬちゃんは母になることに気持ちが向いてどんどんその気になっていきます。調べものをして、共有してくれる日々。

一方のぴは弟からの連絡がこないことで、こんなに期待しているたぬちゃんをがっかりさせるかもと不安になる日々。

期待しないようにするぴと、どんどん期待するたぬちゃんとで、ズレが生じてケンカもしました。

でもその中でやはり、私の弟が協力してくれないならきっぱりと考えるのはやめようと決められました。

弟からは一週間連絡きませんでした。真剣に考えてくれたのだなと感じました。

正直、諦めていましたが、弟からの回答は前向きなものでした!

内容はざっくりとこんな感じ↓

〇自分の遺伝子を持つ子が生まれてくると思うとすごく嬉しい
〇子どもがほしい
〇提供するとなれば、色んな検査を受ける覚悟はある
〇なにかしらで子育てに関わっていきたい

こうして、たぬぴは弟からの前向きな言葉をもらえて、一歩踏み出すことができました!

さいごに

ここに書いたのは色々なことを考え、話し合った中の一部です。私たちの中でまずは、弟の協力があるかないかが大きいことです。前向きな返答をもらえたことが一歩目を踏み出せたと感じています。

これから実際に行動をしていく中で、環境、お金、両親や周囲への話など色々なことを考えていかないといけません。

心境の変化もあると思います。その心の動きを一つ一つ受け止めつつ、後悔のないようにたぬちゃんと協力した乗り越えていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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