ぴちゃんの半分は優しさでできています。

あれこれ
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ぴちゃんて、慈悲深い

まわりの空気を読めすぎるが故に苦しい気持ちにもなるし
相手の気持ちに敏感だし
ちょっとでも感動する話しやドキュメンタリーではすぐに感情移入して涙を流す。

喜怒哀楽の「怒」は持ち合わせていないようで
剽軽ひょうきんでいつもふざけているように見えるけれど、実はとても繊細。

今回はそんな
誰にでも優しさの手を差し伸べるぴちゃんのお話。

こういうことする人って、他にもいるのかしら。
こういう人がたくさんいたら世界はもっと平和になるとさえ思う。

迷子の高齢者を助ける

ぴちゃんはよく迷子の高齢者を助ける。

昔は交番までおばあさんを連れて行き
最近も家の近所で迷子になっていたおじいさんを
無事捜索中の警察官に引き渡した。

タヌはよく道は聞かれるけれど
自分からそういった人に遭遇したことがない。

しかし遭遇したことがないと思っているだけで
アンテナを張ってないから見過ごしているのかもしれない。注視しよう。

自分の状況を顧みず人を助ける

とにかく困っている人がいたら助けるぴちゃん。

駅のホームに降りる長い階段を降りようとしていたところ
数段前にお買い物カートを持ちながらゆっくり階段をおばあさんがいました。

周りの人はお構いなしにおばあさんを抜かしていく中、
即座に手伝いに行くぴちゃん。

でもその時
ぴちゃんこそ、一番大きいサイズのスーツケースを持っていました。

それでも右手に大きなスーツケース
左手におばあさんのお買い物カートを抱え逞しく階段を降りようをするぴちゃん。

なんだか危なっかしいので一旦タヌがスーツケースはお預かりしましたが
自分より人を優先するぴちゃん、さすがです。

ぴちゃん、缶コーヒーをあげる

ぴちゃんは自分でも天職という職に就いていますが
それでも嫌な気持ちになるときもあります。

もしかしたらそれが態度に出てしまっていたようで
家に帰ってきても悶々としているぴちゃん。

さて、その日は時間指定の郵便物を受け取る予定だったのですが
予定時刻をかなり過ぎても届かない・・・

ピンポーン

やっと届いて受取りに行くぴちゃん。
なにか話しているなと思ったらクレームなんかではなく
「ご苦労様です」と冷蔵庫にあった缶コーヒーをあげていました。

もちろん指定時間外にしれっと届けに来たことは快くないけれど
日中の自分を省みて「この人も大変なんだ」と優しく接するぴちゃんは仏だと思いました。

ぴちゃん、お茶をあげる

家の前でがさごそ音がする。
窓から覗くとどこぞやの人が我が家の前を掃除してくれていました。

正直、我が家の上の階に住む住人のゴミマナーが最悪なので
それの処理をしてくれているのかと様子を見にいくぴちゃん。

そして話しかけるぴちゃん。

戻ってきて、冷蔵庫からなにかを取り出し、また外へ出るぴちゃん。

お掃除してくれてた人にお茶を渡していました。

自分が濡れても他人に傘をあげる

ぴちゃんは外国人並みに傘をささない。

しかし急な激しい雨。
さすがのぴちゃんもこれは傘をさすだろうと思っていたのに
濡れて帰ってきました。

ぴちゃん
ぴちゃん

おじいさんに、傘あげちゃった。

詳細を尋ねると
杖をついたおじいさんが傘をささずに前を歩いており、
声をかけたら家まで一人で帰れそうだし、杖付きながら傘も持てるみたいだったので
傘だけあげてきてしまったとのこと。

紳士かよ。

タヌ、胸熱。

タヌ
タヌ

傘なくなっちゃったから、新しいの買おうね。

声をかけられ募金をする

仕事の帰り道
最寄り駅にて声をかけられた、ぴちゃん。

外国人の女の子が紙を持っていて
読めば
フィリピン出身で現在日本の学校に通っているが
このご時世でバイトに入れずお金に困っているという。

9割の人が立ち止まりもせずに
彼女をかわす一方で、ぴちゃんは違った。

少し言葉を交わして
嘘ではないと判断したぴちゃんは
仮に嘘だとしても許せる金額を彼女に渡した。

また自分が自分で嗜好品を買うよりも有意義な使い道と考えたらしい。

そして
代わりにチョコレートを貰ってきた。
もちろんぴちゃんが渡した金額の価値はないだろうし
ベルギー産とのことだが、きっと違う。

しかしこちらはチョコレートを貰うことが目的ではないし
チョコレートはあってもなくてもぴちゃんの行動は変わらない。

余談ではあるが、チョコレートには小虫も一緒にパッキングされており
奇しくも海外感を味わわせてもらった。

今回タヌが感心したのは
急に声をかけられて少なからず戸惑ったであろうに
冷静に状況を見極めて行動をとったこと。

そして外国人という立場の彼女が
言葉だけで求めるのではなく、紙を見せて訴えた方が、理解を得られる
ということを自分の過去の経験と照らし合わせてなにやら納得していた様子が
タヌがさらにぴちゃんに惹かれる理由となった。

しかし人の悪意に疎い

そんなぴちゃんは
根っからの善人らしく、人の悪意に疎いと感じます。

ぴちゃん
ぴちゃん

直球の悪意は気づくよ!

ある日、モヤモヤを纏って帰ってきたぴちゃん。

根っからの善人ではないタヌは
ぴちゃんから出来事を聞いて、その人の真意を推察。

たぶんその時のぴちゃん、
槍が刺さりまくりなのに自分のその状態に気付かず
まあ疲れてはいるけど笑顔で帰宅。

その姿を見たタヌ、
どうしてそんな槍が刺さっているのか聞きつつ
なるほどね、と槍をブシュブシュ抜く。

ここでやっと痛みを感じたぴちゃん、
大号泣。

あんなにオイオイ泣くぴちゃんは珍しく
なんて自分のストレスに鈍い人なんだと思いました。

タヌ
タヌ

少しはタヌの自由奔放さを見習ったらいいよ。

優しすぎるぴちゃん
それが彼女の良いところではありますが、
自分のことも労わってほしいです。

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